Q&A - 【ザ・ハーモニー体操プログラム】
Q. 前回のトレーニングコースは何名の方が受講されたのでしょうか?
また、そのうち何名の方が卒業し、何名の方が再受講されるのでしょうか?
A. いい質問ですね(というより、それくらい聞かれる前に書いておいてよという質問ですね。失礼しました)。前回、参加者は14名。卒業されたのは5名。ハーモニー体操は再受講が3回まで無料なのですが、なんと12名が今回も参加してくれます。卒業できなかったから、皆さんくるのでしょう?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。英会話の学校だって、お金払ってていかないことなんていっぱいあるでしょう。ですから、お金よりも何よりも時間が大事ですから、おもしろくなければ、再受講はしないものです。今回は、2度目の方も初めての方と同じような刺激を受けてもらえるように、今からワクワクしながら、計画を練っています。初めての人も2度目の人もそういう意味では、同じ条件ですから、楽しめますよ~� �
Q. ヨガ教師です。ヨガとハーモニー体操は似ているようですけど,ハーモニー体操を学ぶ事でヨガの指導に役立つ点があるとするとどんなことがあるでしょう?
A. ヨガを教えておられる方がハーモニー体操をご覧になってるという事は,どこかでなにかピンときてるのですね。僕が考えるには,少なくとも3点あると思います。
1つ目は,痛めない指導の仕方が分かるようになる,ということです。ヨガのワークをして身体を痛めたという方にお会いすると,皆さん,無理な姿勢を一生懸命とって痛めています。ハーモニー体操を学ぶ事で,痛める動きと痛めない動きとが,身体で分かるようになります。
2つ目は,生徒の学び(上達)のプロセスが見えるようになり,指導に厚みと自信が出る点です。例えば「他人と比較する」という問題についてそれがいかに自分の中に深く根ざしているか分かります。我々は日本の(学校を中心とした)学習環境で育ってきていますから ,ついつい他人と比べて,結果を早く求めてしまいがちです。もちろん,身体のワークを指導するどの教師も「他人と比べないように」という指示は出すと思いますが,それで他人と比べるのをやめられるほど,我々の受けてきた洗脳は甘いものではありません。ハーモニー体操ではそのような,我々の受けてきた教育がどのように身体に染み込んでいるのかということも身体から分かってきます。
3つ目は,全く角度の違う話ですが,強く言っておきたいと思います。地に足の着いたアプローチができるようになるでしょう。僕の経験では,ヨガにはイメージや思想の体系が強くあるからでしょうか,妄想・幻想の世界に入ってしまう方がヨガには非常に多いです。ボディワークや精神世界のワークをする人はそういう人が� ��いようですが,ヨガは一層その傾向が強いように思えます。先の,難しいポーズをとろうとするあまり身体を痛めるという問題もその1つです。しかし,これは悪い事ばかりではなく,痛めてまでのめりこむということは,それだけ魅力的な方法論をもっているからだ,ともいえるわけです(普通は苦しんでまではやりません)から,もったいないことです。ハーモニー体操では,妄想や幻想の世界にはまりこまないように,また,指導者として生徒をそのような状況に追いやってしまわないようにするシステムを用意していますから,そのような意味でも安全な指導ができるようになると思います。
ぜひ何か感じたのなら一緒にやっていきましょう!
Q. トレーニングコースは再受講が3回まで可とありますが、再受講の条件とはどういったものでしょうか?
ラクロスで守備シャフトを作る方法A. 再受講の条件は,「8割の出席率」です。再受講に出席率を設けているのは,モチベーションを維持するためです。再受講者と初めての受講者では,モチベーションが大きく異なります。やはり再受講時にはモチベーションが下がるものです。無料だと尚更です。ですから8割の出席率は頑として譲れません。でも,他にもっといい方法があったら変わるかもしれません。
Q. 要実費と書かれていますが、これは資格を取ってからの毎年の更新料のことですよね?
目安としてだいたいお幾らくらいなのか教えていただけますか?
A. でた!更新料問題!かかるわけないでしょう。更新料なんて払いたくもないしもらいたくもない。
気持ち悪いビジネスモデルだと思いませんか。
Q. 毎週ヨガのクラスに通っているのみで体の知識など全くありません。 先生としての経験ももちろんありません。 一般素人ですが、トレーニングコースに参加しても問題ないのでしょうか?
A. よく聞かれる質問ですが,もちろん大丈夫です。
ハーモニー体操では,長い期間通ってる生徒さんや指導歴の長い大御所のような先生が偉そうにしている,なんてことは一切ありません。長くその世界にいればいるほど,見えなくなることがあるもので,知らず知らずのうちに,業界の価値観にはまり込んでしまうものです。
それに気づかせてくれるのが,外部の視点であり,素人の方や初心者の方がもつ,素朴な疑問なのです。前回のコースでも初心者の方は何人もいらっしゃり,質問のたびに,「こんなことを聞いたらいけないのかもしれませんけど…」とおっしゃっていましたが,例外なく,そのような方が出された質問をきっかけに,議論が盛り上がり,指導者も自分のあり方を見直し,深く学んでいく� ��っかけになったのです。
素人のあなた!あなたこそが求められていると言ってもいいでしょう。
Q. トレーニングコースの支払い方法についてお教えください。
私個人としては、何回かに分けてお支払いしたいのですが・・・できますでしょうか?
A. 支払い方法というのは,分割の仕方ということですね?
こちらで決めさせていただいた分割の仕方は,4回で,毎月末に下記のようにお支払いいただいています。
2月末→8万円
3月末→7万5000円
4月末→7万5000円
5月末→7万5000円
計30万5000円
ただ,お仕事の関係や諸々でお支払いの相談には,いくらでものります。僕も学生時代から習い事の支払いには,散々苦労しましたから。
Q. ハーモニー体操はオープンシステムってコンラッドさんは言ってますよね?どういうことなんですか?
A. オープンシステムじゃないよ。『ザ・オープンシステム』だよ。これいいでしょ?すごく気に入ってるんだ。「ハーモニー体操の専門課程を修了した人なら,ハーモニー体操を自由に改変していいよ。名前も自由に使っていいよ。もちろん何をしようとこちらにお金を払う必要なんてないよ。企業と組んでやったって自治体と組んでやったって完全自由!」っていう制度のことなんだ。自分のもっている技法と組み合わせて,好きにやったっていいんだ。ハーモニー体操って名前を使わなくてもいいんだよ。本出したっていいよ。商品作ったっていいよ。だから完全自由。これをオープンシステムとよんでいるんだ。
でさ,こういうことをやるとさ,ハーモニー体操がどんどん,外に流出するって思う人もいるでしょう?い� �じゃん,流出したって。ハーモニー体操のアプローチが当たり前の考え方になってほしいよ。それに,もってる情報を隠して自分だけ有利にやっていこう,なんて,今はそういう時代じゃないよ。みんなの英知を寄せ集めて,いいものを生み出していく,そうしなきゃ世に溢れてる問題は解決できないよ。第一,その方がおもしろいしね,おもしろいところに人は集まるんだよ。
ビジネスへの影響"を呼び出すことはありません"Q. ハーモニー体操ってトレーナー同士の繋がりってあるんですか?
私はとある資格を取った者ですが、全くそういうのがなくて・・・
でもこういう繋がりって自分で作らなければいけないんですよね。
すみません。でもちょっと聞きたかっただけです。
A. 気持ちのいい距離感,これにつきます。人間関係は難しいですよね。女性同士の人間関係はベタベタするかよそよそしいかのことが多いですし,男性同士はすぐにボスと子分のような関係になりがちですよね。ま,それは一般論ですけど,トレーナー同士の繋がりは大事です。
ハーモニー体操のトレーナーの相手は,仲間内ではなく,教室における困難だったり,レッスンのことだったり,あるいはクラス運営や生計をたてることでしょう?
だから,同じ立場で取り組んでいるトレーナー同士の,知恵と力を合わせてやっていった方がどう考えても得ですね。どこかから得た知識や情報を,自分の中だけで抱え込んで教えない,なんてセコい話もよく聞きますけど,どんどんシェアしていく方が気持ちのいい人� �関係ができますし,すると結果的に色々な情報が入ってくるようになるんですよ。
だからいい情報は,どんどんシェアしていく。問題があったらまずは自分で考えてみて,こりゃ無理だと思ったら,みんなに投げてみる。するとみんな同じような問題で悩んでますから,一緒に考えてくれます。いい関係は自然と生まれると思いますよ。
主催者側としても,そういうやりとりがうまくいくように,色々サポートしています。内容についてはまた質問して下さい。
Q. トレーナー養成コースについて質問です。前に秋コースみたいに掲載されているのを見ましたが、冬コースもありますか?
A. ないです。トレーナーは,量産したくないんですよ。やはりしっかり成長して身につけていくのをケアしながらやっていきたいので,量産はしません。定期的にやるものでもないです。年に2回くらいかな,と考えていますけど,それもまだ分かりません。
Q. とあるスタジオで養成コースを主催しているものですが、ハーモニー体操の養成コースは、なんだか楽しそうな感じがするんだけど、なんでですか?なんとなく無理してない感じというか、すごく正直そうな気がして。自分たちのスタンスとか、こういうことやりたいという気持ちが出てて。よく見せようとしてない、というか。あからさまな感じが。
A. 僕らにとって真っ先に大事なのは、自分たちが楽しいかどうか。もう絶対それなんです。でも日本には、「常識として」とか、「大人として」とか、「社会人として」みたいな言葉と感覚が、誰の中にも強烈にある。そういうものの前には、個人がもってる、おもしろさとか、楽しさとか、は、すぐに吹き飛んでしまうと思うんです。ビジネスの世界で当たり前の、名刺とかネクタイとか、あれはなくても誰か困る人がいるんですか?僕はしばらく外国で暮らしていたんですけど、久しぶりに日本に帰ってきたら、夏にみんなネクタイしてなかったからびっくりしたんです。こんなに嫌なの我慢してやってたの?って。なくても誰も困ってないから一斉になくなったんでしょ?ああいう、「僕は困らないけどやっておいた方がいいこと」み� ��いなものに、支配されてるんですよね日本人のライフは。これはQ&Aの中でも、赤字の上にさらに文字を大きくして書いておいてもらいたいけど、僕らにとって大事なのは、!自分たちが楽しいかどうか!次に、!教室に来てくれる人が充実して喜んでくれるかどうか!それが常識的かどうか、体操が広まるかどうか、お金になるかどうか、は、はるか下の方、下の下のずーっと下の見えないくらい下に位置しているんです。僕らの一連の試みはすべて、
ソフトボールはどのように再生されますA:「自分たちが楽しくておもしろくて、生理的な感覚や生理的な感情みたいなものを、よりいっそう高めつつ、かつ、遊んでる気持ちでノリノリ、興奮しつつも、繊細で、その辺にいる子どもと同じ目線で楽しむこと」
で、次に、
B:「お金が稼げるかどうか」
なんです。AとBの文章の長さを見てください。これくらい比重が違う。多くの人は、Bにかけてる。僕らは、A! そしてB!Bも大事、もちろん。でもA! そしてB!遊びと仕事は分けない。両方一緒。遊んでるように働き、働いているように遊ぶ。これができるかどうか。すべてこの試みなんです。自慢じゃないけど、僕は個人では結構できてる。飲みに行ってるときも外国に行ってる時も同じ会話してるし、この前ハワイ行ってた時だってハーモニー体操のことやフェルデンクライスのこと考えてたからね。でも、これがある程度の集団になってもできるのか、どうか。このスリリングな試みに僕らは一瞬たりとも気が抜けないんだ。何度でも言うぞ、普通は、「お金を稼いでからやりたいことやれ」って言う。そういうこと言う人を見ると、特に若いやつだったりすると、そうやって騙されてんだな、かわいそうに、と思う。長年、やりたいことを我慢してお金稼ぐことをやっていると、や りたいことやるよりお金を優先しちゃうクセがついちゃうんだ。それをとるのは大変なんだよ。リハビリから入らないといけないんだ。まずやりたいことをやる。それを減らさないままお金も稼ぐにはどうしたらいいか考える。A! その次にB!絶対この順序しかない!みんな騙されんなよーぉぉぉぉぉぉ
Q. もうすでにトレーニングコースを卒業した人がいるんですよね?そういう人たちの進路はどうなっているんですか?教えてるんですか?
A. 卒業ということはないけど、基礎コース終了って感じだね。今すでに5人いるんだ。自宅で教室を開いている人もいるし、地元のスタジオや区でクラスをやっている人もいるよ。学び始めたばかりで教えてる、ってのがすごいでしょ?みんなその人なりの個性を生かしてやっているからね、俺はおもしろいと思ってるんだ。教わった通りに5年教えてる人よりも、自分で試行錯誤しながら1ヶ月教えてる人の方がおもしろいクラスやるよ。その人にしかできないクラスっていうのが絶対あるはずだから。
Q. トレーナー養成コースってどういう感じで進んでいくんですか?また、前もって準備しておくことはありますか?
A. 準備しておくことは一切ないよ。まずチャレンジして自分で考えてみてそれをみんなに発表して話し合って、その繰り返しだね。講師の若狭さんや僕が教えることなんてそんなに大事じゃないんだ。大事だけど。こちらが言うのは自分の感覚を大切にしてください、ってことだからね。その大切にする、やり方を学んでもらう、と言ってもいいかもね。非常にきれいにまとめちゃったね。
Q. ハーモニー体操は介護、リハビリの世界にも応用できますか?
A. そりゃもう、そのものズバリだよ。ズバリ過ぎるくらいズバリだよ。それから、これまで"センス"って言葉で片付けられていたことも改善できると思うよ。たとえば、「接客センス」や「人の身体の触れ方のセンス」。介護やリハビリの分野には、人とちゃんと接するのが苦手な人も随分多いんだよね。できる人からしたら、信じられないようなタイミングで話に割り込んだり、触り方も乱暴極まりない。そういう人はセンスないね~なんて言われてるだけだし、指導するのも大変だよ。そういう人を指導する立場の人にはぜひ受けてもらいたいですね。
Q. 身体系の資格を取っても、それを生かすのは大変難しいそうです。それだけで生計を立てるのは困難だと聞きました。コンラッドさんも資格を与える側ですが、それについてどうお考えですか?
A. この点において、身体に関わる資格を出す側は怠慢な事が多い印象があります。資格を出すことで潤うのは資格を出す側だけで、ほとんどの人は生計を立てていけません。根拠もろくにありませんけど、生計を立てられるのは100人に1人くらいじゃないでしょうかね。ハーモニー体操はこれを何とかするために、トレーニングの初っ端から取り組んでいきます。詳しくはまた聞いてください。
Q. 現在トレーナー養成コースの募集を行っていますが、晴れて免許を取り、躍動できる場を作り出すにはどうしたらいいと思いますか?
A. とにかく、自分を快適な状態に保って躍動している事。暗くてジメっとしてて不健康なクラスに行きたくないでしょ?自分が楽しくて、スリルを感じて、ワクワクしている状況って一体どんなだろう、ということを考えながら追求していくこと。
Q. ハーモニー体操って、フェルデンクライスからできたんでしょ?ってことは一緒なの?違うの?
A. 生徒さんにとってはどちらも一緒ですよね。メソッドの違いよりは、先生との相性の方が重要だと思います。教える側(トレーニングコース)にとってはかなり違います。ハーモニー体操には、こう教えなければならない、ということはありません。例えば僕の師匠のミアシーガル先生はキャリア40年ですけど、ミアの教え方を真似たら、キャリア7年の僕はお話しになりません。でも、35年生きてきた人生経験を投入すれば、キャリアは35年。ほぼ同じです。ならば80歳のミアシーガル先生に80年のキャリアを投入されたら?それならば、キャリアが35年しかないということを有利につかってレッスンすればいいわけです。誰にだって常に、今の自分にしかないレッスンの作り方があるはずです。身体観や動きについて、本� ��に身につけるには時間がかかります。(本当に?って何でしょう?常に途上にいるはずです)実際に教える側にとって大事なのは、常にその状況に合わせて使えるものを全て使ってレッスンをいいものにできることなはず。なのでハーモニー体操では、全講習時間の半分を、自分の持ち味をどうやってレッスンに投入するか、を考え実践するトレーニングに費やします。キャリア1ヶ月の人は1ヶ月なりのいいレッスンというものがあるんですよね。そのためには自分の経験を投入する訓練が必要です。では、人によって全然違うレッスンをしてしまう可能性があるじゃないか。その疑問には、キクゾーが聞いてきた時に考えてみたいと思います。
Q. ところでハーモニー体操をどうして広めたいの?教えて!
A. 広めたいとはそれほど思ってないです。こういうのって拡大するのを急いで、つまらなくなっちゃうもんなんですよね。前提として、広める、云々の前に、教えてて楽しいというのがあるんですね。普通、高齢者向けの体操というは、先生が「正しいカラダの使い方を教える」という考え方で成り立ってるものがほとんどです。そういう体操は、僕自身が習う側でも面白くないし、教えてても飽きちゃうんですよね。人のカラダはその人の人生のありかたが出てるし、人それぞれじゃないですか。どれもこれも正しい1つのパターンを当てはめていくなんて退屈だと思います。ハーモニー体操はオーダーメードだから、相手に合わせてこちら側も一緒になって考えていくんです。難しいけどそういう体操は他に見たことないですからね。ハ� ��モニー体操は、やってる側がおもしろい、というのがまず大きな理由。広めるために教える側のおもしろさが失われることだけは絶対だめ。
0 コメント:
コメントを投稿