2012年1月19日木曜日

asahi.com(朝日新聞社):英語版ウィキペディア、24時間停止へ 米法案に抗議 - 国際

<p>  インターネット上の百科事典「ウィキペディア」を運営するウィキメディア財団は16日夜、米東部時間の18日午前0時(日本時間同日午後2時)から24時間、英語版ウィキペディアの閲覧サービスを停止する、と発表した。米議会で審議中のオンライン違法コピー(海賊行為)防止法案に抗議することが目的で、このような大規模なサービス停止は初めてという。

 財団は停止の理由について「法案が可決されれば、自由で開かれたインターネットが打撃を受け、海外のウェブサイトも米国内で検閲を受ける可能性がある」と声明を発表。創始者のジミー・ウェールズ氏は「ウィキペディアへのアクセスが1秒でも止まるのは残念だが、法案が世界中の自由な言論を危機にさらすことを無視できない」と語った。同様の行動を計画している他のサイトもある。

 審議中の法案は、米国外のウェブサイトについて米司法省が「もっぱら海賊行為を目的としている」と判断すれば、連邦裁判所への申し立てを経て、国内のプロバイダーなどが問題のサイトへの接続を遮断することを求める権限などを与える。オバマ政権も知的財産保護の必要性は認めながら、法案内容には懸念を示している。

Related Posts



0 コメント:

コメントを投稿