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白猫はオフアイスに関してそれほど一生懸命チェックしていないのでスケーターたちのコメントを全部拾ってるわけではない。大輔さんのコメントなら注目してるけどね(^.^)

今季開始前、わたしは覚悟してた。

もしも大輔さんの成績が悪くて、たとえば表彰台にのぼれない試合が続いても、最悪全日本で3位以内に入れず世界選手権をのがしたとしても、それでも彼が信じる道ならば見守るのみ、と。

うん、今じゃ笑い話だし、ごめん、見くびってたよ、大輔さん！・・・ってなっちゃうけどね。そのくらい切実な思いでいたんだ。

ところが大輔さんときたら、奇跡を起こしちゃった！(^。^;)

だってさぁ、考えてもみてよ。P氏の評価がぐぐ～んと上がった時みたいに明らかな新技（4回転）を得たわけじゃない。スピンの新ポジションを繰り出したわけでもない。ところが彼は今季全てをバージョンアップさせちゃった！でもさ、これってホントにすごいことなんだ。だってみんな思ってるでしょ、「高橋大輔は変わった」って。そして彼の演技を何度も何度も見ている熱烈なファンだけがそう感じたわけじゃない。今季の進化は数字に・・・つまりジャッジ評価にはっきりと現れてるんだもん(^^)。

大輔さんが出場した国際大会、昨季5大会と今季4大会の、ジャッジ評価各平均値はこう変遷したんだ（小数点3桁以下はカット、評価があがったものは赤字、下がったのは青字）。

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【SPジャッジ評価　昨季→今季】

ジャンプGOE　+1.16(4回転無) → +1.35

スピンGOE　+1.28 → +2.11

ステップGOE　+1.37 → +1.43

総合GOE　+3.81 → +4.89

SS　8.29 → 8.55

TR　7.98 → 8.21

PE　8.39 → 8.53

CH　8.33 → 8.51

IN　8.53 → 8.65

PCS　41.54 → 42.47

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【FSジャッジ評価　昨季→今季】

ジャンプGOE　-1.61 → +0.21

スピンGOE　+1.24 → +1.94

ステップGOE　+3.88 → +3.04

総合GOE　+3.51 → +5.20

SS　8.39 → 8.62

TR　7.98 → 8.38

PE　8.15 → 8.61

CH　8.41 → 8.67

IN　8.51 → 8.77

PCS　82.90 → 86.14

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お見事！でしょ？ちなみに唯一評価が下がっているステップ（FS）だけど採点方式変更の影響だから仕方ないね(^^ゞ

シーズン開始前、城田氏との対談で長光コーチは、大輔さんの変化と今季プロについて熱く語ってる。だけど同時にコーチ自身、それがジャッジにどう評価されるか不安もあったと思うんだ。何故なら最初に書いたように、彼の今季の進化は新技の獲得ではなくて、スキル面のものだったから。ところが蓋を開けてみたらジャッジ評価は上記の通り。進むべき道、その方向性は間違っていなかったと確信をもったに違いないし、どれほど嬉しかったろうと白猫は思う（涙がでそうだぁ）。

今季の大輔さんに感じる印象も、やってきたことがしっかりと形になって（自分の感覚としても評価の面でも）楽しくてたまらないっていうふうに見えるんだ。・・・そう感じてるのは白猫だけなのかなぁ・・・(^。^;)

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それにしても全ての支援がなく孤独な戦いを強いられ不当に評価されてる日本選手たちが、悪の巣窟ISUと戦っているとしたら・・・なんで世界ランキング男女シングルのトップ10にそれぞれ4人、合計8人もランクインしてるんだか・・・(~_~;)

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